Playable! Mobile Unity Plugin 導入手順
以下の手順で任意のゲームにプラグインを導入可能です。
導入すると uGUI を外部ツールから操作することが可能になります。
事前準備
OpenUPM 依存のパッケージを使えるようにする
Playable! Mobile Unity Plugin は OpenUPM でバージョン管理されているパッケージに依存しています。
あらかじめ、以下の手順で Unity プロジェクトの Project Settings を編集しておいてください。
- 対象の Unity のプロジェクトを開く
- メニューの Edit > Project Settings を開く
- Package Manager の項目を選択する
- Scoped Registories に以下を登録する
- Name: OpenUPM
- URL: https://package.openupm.com
- Scope(s): com.endel.nativewebsocket
カスタムパッケージの導入
OpenUPM の設定を終えた後に以下の手順でカスタムパッケージをインストールしてください。
事前にプラグインの zip ファイルを任意のディレクトリに展開しておいてください。
- メニューの Window > Package Manager を開く
- Package Manager の
Add Package From disk
を選択 PlayableMobile/package.json
を選択
ゲーム起動時に Playable! Mobile が起動するようにする
Package Manager でカスタムパッケージを導入すると、以下の条件で Playable! Mobile Unity Plugin の機能が自動で有効となります。
UnityEditor | Development Build | Release Build | |
---|---|---|---|
機能 | 有効 | 有効 | 無効 (ENABLE_PLAYABLE_MOBILE シンボルがある場合は有効) |
- リリースビルドに Playable! Mobile Unity Plugin の機能が含まれないように基本的には Development Build でのみ有効となっています。
- リリースビルドで実行したい場合にも、
ENABLE_PLAYABLE_MOBILE
シンボルを定義しておけば機能を有効にできます。- Development Build だとコンソール表示が画像認識の邪魔になる場合があり、そういう場合に利用してください
- 一般向けリリースで有効にならないように気を付けてください
注意事項
Windows や Mac 向けにビルドする場合
Windows もしくは Mac 向けにビルドする場合、Player Settings
の Resolution and Presentation
にある Run in Background
にチェックを入れ、ウィンドウが非アクティブ状態でもゲームが停止しないようにしてください。
チェックを入れない場合、Python のツールを操作した際にゲームアプリケーションが非アクティブ状態になり、何も動作しなくなってしまいます。
iOS 向けにビルドする場合
Playable! Mobile Unity Plugin はツールとの以下の通信を行います。
- UDP パケットのブロードキャスト送信
- WebSocket
上記が利用できるように、アプリの権限を設定しておく必要があります。 具体的には以下のような対応が必要です。
- iOS14.5 以後の iOS 実機で動かしたい場合は、
Multicast Network
の entitlement が必要となります。 Multicast Network
の entitlement を付与するためには、Apple developer への申請と承認が必要となります。
Apple Developer へのリンク